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多くの工場施設においては、鉄骨にロックウールを主成分とした耐火被覆材が使われています。ロックウールは、1975年のアスベストの吹付け使用禁止後、アスベストの代替として広く使われ始めた鉱物繊維で、現在日本の耐火被覆材のほとんどにこのロックウールが使われています。耐火被覆材は火災時、建物の倒壊を防ぎ、人命を守る為に鉄骨に吹付けられますが、時とともに耐火被覆材がボロボロと剥がれ落ち困っていると言うご相談をいただくことが増えています。最近では、アスベスト粉塵による健康被害が社会問題となっており、ロックウール粉塵に対しても健康に対する悪影響を懸念されたり、アスベストと間違えられてイメージが悪いので改修したいという方も多くなってきました。
しかし、これまでの吹付系耐火被覆工法で耐火改修を行うと、設備も大掛かりになり、全面養生によって立ち入り制限が発生するなど、大規模な改修工事となってしまいます。時に、長期間に渡って施設利用をストップしないといけない状況でした。  
施設利用を止めずに簡単に改修したい。
清潔感のある、埃の出ないものを検討したい。
将来に渡り、健康に対してなんら心配のないもので改修したい。
見た目にも、明らかにアスベストとは違うものを検討したい。
  このような声にお応えするために、養生不要で短期施工が可能な熱膨張シート型耐火被覆材『フィブロック』を発売することになりました。積水化学工業のプラスチック技術により、通常時は1.0〜2.5mm厚の柔軟で薄いシートですが、200℃以上になると膨張して瞬時に断熱層を形成し、火の進入を防ぎます。巻付けて留めるだけの「簡単」「クリーン」施工で、改修工事に於いても低コスト化を実現しています。 見た目にも明らかにアスベストとは違う、安全で安心な空間へ。人体に有害な粉塵などの心配がないこと、施設を稼動させながら簡単に改修できるところが大きなメリットです。  
「塗る」「巻く」の3種類の耐火被覆材を提案しています。その中で、厚み1〜2.5?と薄くて粉塵の心配が無い、巻く耐火シート「フィブロック」の導入事例が増えています。
今回、とある大型自動車工場の倉庫で、鉄骨表面の仕上げに「フィブロック」が利用されました。工事の後、お施主様からは「既存棟の吹付ロックウールの表面の仕上げと比べて、隅々まで明るくなって、清潔感のある工場倉庫になった」と高い評価をいただきました。素材がアルミシートであることが、汚れを寄せ付けないポイントのようです。
確かに隣接の倉庫と見比べると、違いは明らかでした。清潔感もあり、工場とは思えない雰囲気になっています。耐火の分野でも顧客満足の向上に貢献できることを実感した出来事でした。

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