工場緑化&環境改善トップ>屋上緑化による緑地換算手法紹介
ヒートアイランド現象の緩和にも貢献する屋上緑化。東邦レオでは、20年に渡り屋上緑化の技術開発を実践しています。屋上緑化は2001年、東京都が義務化を開始して一気に認知が拡大しました。その後、兵庫県・大阪府が義務化を開始、2007年4月には京都府も義務化を行なうことが予定されています。工場分野では、平成16年3月の工場立地法の改正によって、屋上緑化は緑地面積の25%(敷地面積の5%以内)まで算入が可能になりました。
   注:都道府県が条例で地域準則を設定している場合は、
     緑地として換算される数値が異なりますので御注意下さい。
しかし屋上緑化の実現には、緑に関する技術だけでなく、建築・防水・電気・水道の知識が必要です。特に工場の増改築では、荷重(主に土の重み)が大きなネックとなります。建築基準法施工令によると、屋上全面に荷重を掛ける場合の積載重量は、1平方メートル(m2)当り60kgと規定されています(雨に例えると通常6cm分しか確保されていません)。
そのため、通常の条件で最大限緑地を確保しようとすると、マット化された植物や芝生、3センチ程度の土壌厚で生育が可能なセダム類など、特定の植物やシステムに限られていました。そこで荷重条件が厳しい条件下でも、彩りのある豊かな緑を楽しめるよう開発されたのが、「R−パレットシステム」です。
「R-パレットシステム」は厳しい荷重制限(60kg/m2)の中でも、多様な植物の導入を可能にした新開発の屋上緑化システムです。生育基盤の中に、かさ上げ部を設け、植物に必要な土壌厚を確保すると共に、基盤同士を連結することで土壌の連続性を確保します。生育基盤は底面貯水機能を有しており、保水力の強い人工土壌と自動灌水設備を標準装備することで、省メンテナンス化を図ります。多彩な植物を導入できることから、企業の環境アピールにも貢献します。
厳しい荷重制限の中でも「土壌の厚み」が確保できるため、二酸化炭素固定能力に優れる木本類を含め、彩り溢れる多様な地被植物を導入できるようになりました。「地域に彩りを提供する屋上緑化」「断熱効果による省エネ効果を期待する屋上緑化」「従業員の憩いの屋上緑化」など、活用目的のイメージに合わせたプランが可能となります。
R−パレットシステムの施工の流れについては、R-パレットシステム・施工ページをご覧下さい。
http://www.r-green.jp/r_pallet/index_bottom033.html

屋上緑化では、蒸発散効果によって大気温度上昇抑制効果があることが確認されています。東邦レオ事務所ビルでの実験では、真夏日、緑化していないコンクリートの表面温度が50.7℃に達しているのに対し、緑化している部分のコンクリート表面温度は27.0度と20℃以上の差がありました。階下に及ぼす影響も約3℃の差があることが確認されています。

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